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Channel: 品川徹の役者日記
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映画 大いなる沈黙へ

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7月19日岩波ホール。 映画「大いなる沈黙へ」を観る。
フランスのブルノ―ブル近くのフランスアルプス山脈の人里を離れたところに建つカトリック教会。
  グランド・シャルトルーズ修道院(男子の)の修道士たちのドキュメント映画。監督、脚本、撮影、編集
  はドイツ人のフィリップ・グレーニング。1984年に撮影を申し込み、許可がおりたのは16年後という。
  教会の撮影の条件は礼拝の聖歌以外には、音楽もナレーションも照明も使わず、監督一人で撮影を
  許可され、彼は6ヵ月間修道士と共に暮らし自然光だけで撮影をした。映像は冬から春にかけての
  風景とまた厳しい冬へと、修道士の日々の祈りや労働や日常の生活を細やかに無音の世界を静かに
  描いている。
  灰色の天空から舞い散る雪。静謐な雪景色の中に建つ美しい寺院の建物。かすかな風に揺らぐ白い布。
  聖堂に入る修道士たちが手を清める聖水(?)。個室で祈る修道士。春に備えて雪を取り除くひとりの
  老いた修道士。ひとり黙黙と暖房用の薪を斬る修道士。春の気配を感じさせる青い空と雲。全ての映像
  が、ふと永遠を思わせる時間であり空間なのです。後半ラストのほうで老いた盲目の修道士が語る見え
  ないことの幸せと死は私にとって喜び(?と言ったかと)です。  とても心に残る言葉であった。
  映像にさまざまなテロップが流れた。 
  <一切を退け私に従わぬものは弟子にはなれぬ><静けさ━その中で主がわれらの内に語る声を聞け>。  2時間49分。
  
7月22日。「金田一少年の事件簿」が始まりました。品川は三話・四話に出てきます。
 
8月6日。 15年間ほど服用していた睡眠剤から抜け出すことに成功。止めてから24日目。
       初めの10日間は寝つきに苦労しましたが、今は慣れて副作用のふらつきも改善しました。
       こんなことならもっと早く実行すればよかった。
 
8月11日。 秋田ロケでは、秋田弁が私の役のキャラクターにあまり似合わないと監督がおっしゃって
        殆んど標準語に近い喋りになりました
 
8月14日。 また秋田ロケに行ってまいります。能代でのロケです。

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