12月14日。「ゼロ・グラビテイ」を観る。われわれ普通の人間にとっては想像もできない。地球上空60万メー
トル、温度摂氏125度からマイナス100度、気圧も酸素もない、生命体は生きることができない
宇宙での話である。宇宙船の事故でエンジニアのストーン博士(女性)と宇宙飛行士のコワル
スキー(男性) がその宇宙空間に投げ出されて次々にふりかかる危機を乗り越えて女性が地球
に生還する話だ。
男性の宇宙飛行士は途中でストーンを助けるために宇宙の彼方へ消えていく(宇宙に彼方がある
のかは知らない)。映画は90分のほとんどの時間観客を緊張とスリルの連続の中に否応なく引きず
りこんでしまうのだ。
私はこの映画を見て確かに90分間スクリーンの出来ごとにに引き付けられっぱなしで面白い映画
ではあるのですが、不思議なことに感動を感ずることは無かったのです。続く